Consultation自動車なんでも相談室

教習所で何を学ぶのか

教習所で学ぶこと

自動車学校で学ぶ第一段階の内容について

自動車学校、教習所では二つの内容について学ぶ事になり、最終的には運転免許取得が目的になります。

その二つは自動車の運転に関する知識と技能の教習となり、両者はそれぞれ二段階の教習に分けて学ぶ事になります。第一段階の学科では自動車を運転する為に必要な基礎ルールやマナーといった知識習得を行うものです。

自動車学校における第一段階の学科教習は、受け取った教本に沿って授業を受けていき、最初の学科一番目の先行学科を受けた後は、順不同にて授業を受けていく必要があります。

番号順に受けなくても良いので、都合に合わせて必要な授業項目を受け第一段階の学科項目を全て受けてから、一段階の内容について効果測定を行います。

第一段階の技能教習は教習所で実際に自動車に乗って、教習所内で運転を行い道路に出る前に必要な前進、後退、停止等の20項目以上の技能習得を行うものです。

これについて一段階の最後の時限にいわゆる「みきわめ」を行いここで良い判定が出れば、一段階の技能教習は修了となります。

自動車学校で学ぶ第二段階の内容について

自動車学校で運転免許取得に至る第一段階をクリアし、運転の試験である修了検定と学科の試験である仮免許学科試験に合格すれば、仮免許が交付され、いよいよ道路に出ての訓練になり、第一段階よりも高いレベルを求められる事になります。

第二段階で学ぶ要素は、第一段階同様に学科と技能に分かれ、第二段階の学科教習は高速道路運転、交通事故防止、特殊な状況下での点検といった知識を学び、実技としては応急救護処置の訓練もあります。

第一段階と違って、第一項目だけ受講した後は順不同に受けれるだけのものではなく、中には特定の技能教習クリア後で無いと受けれないものや、連続で受ける事が求められる授業も存在する形です。

第二段階技能教習は路上教習が主体になり、教習所の内部で体験出来ない運転を行う形です。

卒業検定として本免許の技能試験を行い、これをクリア出来れば運転免許センターにおける技能試験が免除され、本免許の学科試験を自動車学校卒業後に運転免許センターに受けに行けます。

運転免許取得への関門とは

自動車学校で運転免許取得までにはいくつかのクリアすべき関門があり、その流れを知っておくと勉強する際の指針になります。

学科と技能の授業を受ける事になり、技能教習では教習所の教官がクリア出来てないと判断すれば、補習を受ける必要が出てきますから、技能教習1つ1つが関門です。

第一段階や第二段階の終わりには受けた授業の内容を理解しているかの試験があり、第一段階では仮免許取得の為、第二段階では運転免許センターでの実技免除、学科試験に行く為の関門がある形です。

その関門をクリアすれば卒業となり、自動車学校、教習所で修了検定合格後に卒業証明書を受け取れますから、最終的には運転免許センターでの学科テストにクリア出来ないと本免許を取得出来ないです。

ここでつまづいて免許が取れないという方も居ますから、過去問題集や参考書等を活用して合格を目指しましょう。