CAR普通自動車免許について
普通自動車免許取得の流れ
運転免許を取得する前に取得する免許の種類を決める
まず、第一に決めなければならない事は運転免許の種類です。
普通自動車免許は普通自動車や軽自動車を運転するための免許ですが、オートマチック車のみ運転できるAT限定免許と、オートマチック車、マニュアル車、両方を運転できるマニュアル免許(MT免許)の2種類の免許があります。
少し前まではマニュアル車も運転できる免許を選ぶ人が多数でしたが、最近では余程の車好きでない限りオートマチック車限定免許を選ぶ人がほとんどだといわれています。
自分の好みに合わせてどちらを取得するか決めるようにしましょう。
教習所・自動車学校への入校から卒業まで
運転免許の種類を決めたら次に教習所・自動車学校を選びます。
入校から卒業までの大まかな流れは以下の通りです。
- 入校手続き
- 適性検査
- 第一段階
- 修了検定
- 仮免許学科試験
- 第二段階
- 卒業検定・路上検定
- 卒業証明書交付
このような流れになります。
通学の場合、最初の学科教習を受けてから9ヶ月以内に全ての教習を修了しなければなりません。
これは卒業検定を除く全ての教習を終えた段階を指し、修了前に9ヶ月の教習期限が過ぎるとすべての教習が無効となります。
仮免許を取得しているなら第二段階から入所可能な教習所もありますが、費用面でも負担が大きいため、必ず9ヶ月以内に卒業検定まで進むようにしましょう。
また、運転免許の取得には教習所・自動車学校を通さずに免許センターで直接試験を受ける「一発免許」「飛び込み受験」と呼ばれる方法もあります。
この方法で取得を希望される方もいらっしゃるかもしれませんが、これは多くの場合が過去に運転免許を取得していた人が再び免許を取得するために用いられており、過去に免許を取得していた人が受験をしても合格率は非常に低いといわれています。
過去に一度も運転免許を取得した事がない場合、教習所・自動車学校からのスタートを強くお勧めします。
免許センターでの試験、運転免許証の交付
教習所・自動車学校から卒業証明書が交付された後、住民票の住所地を管轄する免許センターでの最終試験となります。
卒業証明書にも有効期限があり、発行されてから1年間以内に試験を受ける必要があります。
免許センターでは、適性試験と学科試験の2つがあります。
適性試験は簡単な視力検査、運動検査になっており、教習所・自動車学校で適正検査を通過していれば心配はないといえるでしょう。
学科試験は文書問題が90問(1点)、イラスト問題が5問(2点)となっており、100点満点中90点以上で学科試験合格となります。
実技試験はなく、学科試験が合格した段階で運転免許がその日のうちに発行されます。
ここまでが免許証の取得までの流れになります。
- オートマ車限定免許にするかマニュアル車免許にするか
- 合宿にするか通いにするか
費用や取得までの期間にも違いがあるので最初にそれを考慮し、教習を始めてみて下さいね。